インタビューされることに対する「慣れ」

森田です。
引き続き、脇道的なお話です。

インタビューって、受けたことありますか?っていろんな人に聞いたとします。
だいたいのひとは「そんな機会ないよ」って言うでしょう。
そりゃそうです、有名人にでもならない限り、そんなタイミングってなかなかないものです。
・・・少し前までは。

どういうことかというと、まあうちのEn-light-Enもそのひとつなのですが、ネットが社会に浸透してからというもの、メディアやテキストサイトがすごく多くなってきたんですね。
インターネット専門のニュースサイトもどんどん増えてきたし。
そうすると、有名人でなくても、記事に載ることがありうるわけです。

イベントを企画したり、店をはじめたり、企業の一社員として何かを広報したり、そういった「今まではインタビューされることもなかった」ような活動について、話を聞かれ、記事を載せられるっていうことが、以前に比べてぐんと増えてきた。
だから、昔に比べて「インタビューされたことのある」って人が、ずいぶん多くなってきたんじゃないかなって思っています。

でも、「インタビュー慣れ」っていうのはまた別ものだったりするもんで。
有名な芸能人からふつうのおっちゃんまでインタビューしたことある経験から分かってきたんですが、やっぱりそういった人たちの対応には、なにかしら明確な違いがあるわけです。
違うジャンルで言うと、「写真を撮られ慣れている」「テレビに出演慣れしている」と同じじゃないかなと。
慣れている人って、つまりは「それ用の顔や受け答えをする技術やノウハウが、染みついている」ってことなんですね。

実は森田、少し前にテレビに出演する機会がありまして、録画でしたがビデオカメラに向かって話したりアナウンサーと会話したりしてきました。

その時一つ尊敬したのは、「こういう場合に対応するマニュアルというか、方法論が、この業界の人たちはしっかりと持っているんだ」ということです。
それは一朝一夕では決して身に付かないもので、やっぱりそれなりにいろんな現場を踏んで会得してきたのでしょう。自然に見えるように、ぎこちなくならないように。

でも、と少し思います。
「自然なふり」って、自然じゃないんですよね。作られた自然だから。
ぎこちなく、ガチガチになって、何を話していいかわからないっていのうが、本来の人間の自然だと思うのです。

さて、相変わらず脇道的な話ばかりしていますが、まあつまるところ、「インタビューに対し、緊張でこわばってしまう反応こそ、自然なものなんじゃないかなあ」と思ったのです。
そういった対応から、自然に想いや気持ちを引き出せるよう、精進していきたいものですね。

インタビューのかたち、それぞれ

森田です。

野間がen-light-enのテーマやその始める理由についていろいろ語ってくれているので、何を書こうか悩んでおります。

まあちょっと脇道的な話でもしましょうか。


インタビューって言葉のイメージ、すこし大仰(おおぎょう)な感じがしませんか?

正面向かい合って切り結ぶような、「じゃあ今から始めます」と正式に宣言して取り組むような。

こういう仕事をするまでは、私もそう思っていました。

でも実際はいろいろなんですねえ。


先日の投稿でも書きましたが、インタビューってその相手によっていろいろ変化していくものです。

それは、会話の内容もそうですが、その始まり方や姿勢にも言えること。

普通の雑談をしていても、その中でこちらからの問いかけ、それに対する答えがあれば、それはれっきとした「インタビュー」だと思います。

特にen-light-enでインタビューする相手、「フツ―の人たち」は、そんなに構えない方が話もしやすいのでは、と思ったりしてます。

有名人は、構えてインタビューされることに慣れていますけどね。


たとえばお酒飲みながら、美味しいもの食べながら、でも全然いいんじゃないのかな。

夜道歩きながらでも、立ち話しながらでも、他の話題について盛り上がっている中でも。

こちらから聞きたいことと、相手がそれに対して話してくれることがぶつかりあって、いろんな結論が生まれれば、形は問わなくていいと思ってます。


すでにen-light-enのインタビューは、喫茶店だったりドーナツ屋さんだったり居酒屋だったり、いろんなシチュエーションで話を聞いています。

これからも、いろんな場で、いろんな空気感の中で、話を聞いていくことになるんじゃないかな。

理想は、気負わずに構えずに、相手がすらすらと話せる場所、ですね。

それが一番いい、と思っています。

あなたは、フツーの人のインタビュー記事を読んだことがありますか?(2)

さて、前回の記事(http://en-light-en.tumblr.com/post/22561755330)の続きです。

インタビューができること、その役割について。

たとえば。
あなたが現在、あまりよろしくない状態にいるとします。

疲れ切っていたり、傷ついて立てそうになかったり、アクシデントで前に進めなかったり、ためらったり……いろいろ可能性は考えられます。
とにかくあなたは自分のことを「いまいちだな」と感じていて、この状態を打破したい、何かヒントや助けがほしいと思っています。
そんな時、あなたはどうしますか?

こんなときにあえて「成功者のインタビュー」を読む人は少ないと思います。

それができるのは、もともと心が強く、度胸がある人だと思います。少なくとも私にはできません。
だって、そこに載っているのは私ができないこと、私が持っていないものばっかりなんですから。余計に落ち込んでしまうでしょう。

そうです、本当に弱っているときに、「特殊な話」ってあまり役に立たないんです。
なにかにすがりたいときに、「特別な人」は遠すぎるんです。

結局、私のようなフツーの人が落ち込んでいるとき、迷っているとき、本当に助けになるのは、「身近」な人や、その人の言葉なんです。

友達の何気ないひとこと。
知り合いのちょっとした経験談。
家族の励まし。
私を立ち上がらせてきたのは、周りから見てみればなんてことのない、そんなささいなことでした。

あなたにも、身に覚えがありませんか?

しかし、時にはその「ささいなこと」がかなわないことがあります。
友達も知り合いも家族も近くにいなくて話を聞いてもらえないことだってあるでしょう。
話せても、あなたの「よろしくない状態」が、身近な人にはまったく理解してもらえないことだってあるでしょう。
それはとても、とても苦しいことだと思います。
私も、共同運営者の森田も、経験したことがあるからよくわかります。

だから、私たちは、その「ささいなこと」―友人の言葉や、知り合いのエピソードや、家族の励ましにあたるもの―を、多くの人が気軽に見ることができるこのインターネット上で、差し出したいなと思ったんです。
おおげさでもないし、えらくもないし、有名でもない、フツーの人の言葉を集めて、それをフツーの人がふとしたときに見るサイト。
困ったときでも、悩んだときでも、まったく何もないときでも、そこに載っているものを読めば、
とりあえず明日はがんばろう、そんな風に思えるサイト。
私たちが今つくっている「en-light-en」は、そんな「場所」です。

さて、少しは興味を持ってもらえたでしょうか?

もう一度だけ、聞いてもいいですか?

あなたは、フツーの人のインタビュー記事を読んだことがありますか?
そして、それを読みたいと思いますか?

インタビュー、つまり人と人との対話から

こちらもはじめまして。
野間と同じく、このen-light-enを企画・運営している森田です。

en-light-enについては野間が書きはじめてくれているので、こちらでは少し余談を。


いままでいろんな人のインタビューや取材をしてきました。
でも、方法論というか、ノウハウってなかなか確立できないものだな、って思っています。

もちろん普通の仕事や作業と同じで、「必ずやっておかなければいけないこと」や「やっておいた方がいいこと」ってのは存在します。
たとえば取材先の情報を事前に調べておくことだったり、アポを取る時にきちんと主旨を話して了解を得ることだったり。
当日は時間に遅れない、なんてのは当然として、録音する場合相手の了解を得ることや、録音していても万が一のためにメモをすること。
そして最後、書いた記事を確認していただくことまで。
仕事の流れ、みたいなものは、さほど大差がありません。

でも、じゃあインタビューで何を聞きたいのか。
相手の人はどんな人なのか。
今回話を聞きに行ったのは、その人の「どの部分」に興味が出たもしくは取り上げたいと思ったのか。
それによって、インタビュー自体がすごく変化してきます。
つまりは、人と人との対話ですからね。
会話に決まった型やフォーマットがないように、インタビューも形はそれぞれなんですよね。

私たちはこの「en-light-en」で、たくさんの人と「対話」を積み重ねたいと思っています。
対話の中から見えてくる、その人たちの人生の一部。その人なりの決断の理由や迷った時の感情などをすくい上げたいのです。
それは、きっと多くの人が共感できるものなのではないでしょうか。

ぜひ「en-light-en」でこれから公開していく記事を通して、そしてインタビュアーである私たちを通して、たくさんの人との「対話」をしてみてください。
その中から何か一つでも心に残るものがあればいいな、と思います。

あなたは、フツーの人のインタビュー記事を読んだことがありますか?

はじめまして。
準備ブログ、一発目の記事を担当するのは野間でございます。
さて突然ですが、タイトル。


あなたは、「フツーの人」を取り上げたインタビュー記事を読んだことがあるでしょうか?


インタビューやそれを取り上げた記事は世の中にはたくさんあります。
ちょっと注意してみれば、雑誌やテレビ、webサイト、あらゆる場所に「インタビュー」はあふれています。
しかしさらに注意してみると、それらはほぼ全て「有名・特殊な人へのインタビュー」であることが分かります。
思い出してみてください。あるいは、今手近にあるインタビューを見てみてください。
芸能人、政治家、有名スポーツ選手、大企業の社長さん。
インタビューされているのは(時にはインタビューしているのも)、だいたい、このあたりじゃないでしょうか。
そうです、彼らはおしなべて「成功者」なんです。
私たちフツーの人を飛び越えて、世の中から注目されるべき何かを持った人たちです。
彼らは私たちフツーの人が持っていないものを持っていますから、
彼らの言葉はやっぱり、私たちとは違う……気がします。
違うからこそその話や言葉が役に立つ、励みになる。
それは確かにそうです。
でも、それだけでいいんでしょうか?
インタビューの役割は「特殊なことや変わった話や言葉を伝える」、そこまでなんでしょうか?


この話、サイト立ち上げにあたって、私たちがとっても大切に考えてきたことなんです。
だから、もうちょっと続けます。
お付き合いくださいね。
ではまた次回!